2016年1月14日
クラリティーとは
ダイヤモンドなどを代表とする
天然石の宝石の場合では、
いくつかのグレードに分類されていることになります。
質量やカラーなども非常に大切な項目になりますが、
その中にはクラリティーと呼ばれている
分類方法があります。
ダイヤモンドの場合では、
いわゆる4Cに分類されている項目として知られており、
多くの宝石に使用されているものは、
鑑定士によって区分されていることになります。
内包物とも呼ばれている傷などを10倍に拡大を行った上で
判断をしている内容です。
例えば10倍で鑑定した際に無傷や
微小な傷しかないような状態であれば
FLやIFに分類されていることになり、
非常に希少性を持っているものとして取り扱われています。
他にも内包物の発見が困難な状態や、
肉眼では見ることが困難なタイプ、
肉眼でしっかりと確認できるタイプなど
非常に多くの区分が用意されていることが特徴です。
クラリティーは当然ながら傷が少ないものが良いとされており、
宝石鑑定では欠かすことのできない見分け方として
使われています。