2016年1月21日
カラットが重視される理由とは
宝石のランクをつけるに当たって
重要な指数を示すカラット。
これはダイヤモンドなどの宝石の質量を表す単位で、
現在は、1カラット=200ミリグラムと規定されています。
その他、カット、カラー、クラリティの4つが
ダイヤモンドの品質を決めるとされ、「4C」と総称され、
中でもカットが一番重要です。
しかしカットを最大限に活かすためには
粒の大きいものが適するので、そういう意味で
カラットが最も重視される場合もあります。
カラットは特に婚約指輪の場合に重要で、
大きめの方がフォーマルな装いにも合い、
長く身に付けられるので大粒で高品質のものをお勧めします。
一般的に数が大きければ大きいほど稀少であり
価値もあがりますが、例えば1ctのダイヤ4個より、4ct
1個の方が遥かに高価です。
どうしてでしょうか?
理由はダイヤモンドをカットする時に秘密があります。
硬い宝石ダイヤモンド、この石をカット出来るのは
同じダイヤモンドしかありません。
カットする専用の円盤のようなカッターに
人工ダイヤを埋め込んでいるのですが、
1ctのダイヤをカットするより、
4ctのダイヤをカットするカッターの方が稀少なので、
その分値段が上がるというわけです。