2015年10月16日
鑑定書とは
鑑定書は、ダイヤモンドのみに発行されるもので、
その石の品質そのものを評価し、
英語でグレーディング・レポートと言われています。
鑑定書以外に鑑別書というものもあります。
価値を保証するものではありません。
鑑別所では問題にされない色味や内包物などの品質評価4Cについて、
鑑定した結果を表記したものが鑑定書です。
品質評価4Cとは、
カラット・カラー・クラリティー・カットになります。
この4Cの4項目について、複数の鑑定士の鑑定結果から、
最も低かった評価のものが鑑定書に記されことになります。
鑑定書の記されています4Cのカラットは、
大きさではなく重さを表しています。
カラーは、D→E→Fとアルファベット順で表記されており、
色が濃くなるほど価値が落ちていきます。
クラリティは、不純物や傷による明澄度を調べ、
美しく光り輝くほど価値が上がります。
カットによって、輝きと見た大きさも変わり、
ラウンドブリリアンカットは代表的なものになります。