なぜ左指?結婚指輪の深い歴史

2015年9月16日
なぜ左指?結婚指輪の深い歴史
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結婚指輪のルーツを辿るには、今から約2000年前
古代ローマまで遡らなくてはなりません。

 

当時は「鉄のバンド」が婚約の証として送られていました。

 

これが現代で言う指輪であり、その円い形は
「永遠」を象徴しています。
これが各地に広がって、現在も慣習として残っているのです。

 

ではなぜ左手薬指にはめることとなったのでしょう。

 

IMG_7214

 

古代ギリシャでは、
左手薬指と心臓は1本の血管でつながっていると
信じられていました。
この薬指に指輪をはめることで
お互いの心と心をつなぐという意味合いがあるのです。

 

また、指輪は着ける場所によって
異なるパワーが宿ると信じられており、
左手は「信頼」、薬指は「愛情」を意味します。

 

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海外ではこうして長い歴史があるのですが、
実は日本の歴史は浅いです。

 

日本において、西洋的なジュエリーへの関心は
指輪から始まりましたが、実際それが日本に広まったのは
江戸時代後期とされているのです。

 

それに加えて贈答用として普及し始めたのは高度経済成長期あたりと
言われたいるため、日本国民が結婚指輪を贈り合うようになってから
まだ50年ほどしか経っていないのです。

 

日本に素敵な結婚指輪という文化が伝わり
その歴史はまだ浅いですが、
このハッピーな慣習はずっと続いてほしいですね。

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