ダイヤモンドを選ぶ時は・・・♪4Cについて解説いたします!

2014年11月30日
ダイヤモンドを選ぶ時は・・・♪4Cについて解説いたします!
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こんにちは!ディーマジュエリーのヨシハマです。

11月も終わりに近づき、今年も残すところ約1カ月。

どうやら来週からは本格的に寒くなるそうです。

南の島沖縄にもやっと冬がやってきますね(笑)

クリスマスも近くなり、大切な人へのプレゼントで ジュエリーを探している方も

多いのではないでしょうか。

さて、今日は、ダイヤモンドを選ぶときに 参考にしていただきたい知識、

ダイヤモンドの4Cについてまとめました!

 

―ダイヤモンドの4C

ダイヤモンドは全て同じではありません。

カラット、カラー、クラリティ、カットという4つの要素で価値が 決められます。

これらの要素の頭文字がCであることから ダイヤモンドの4Cと言われています。

4Cの評価が高いほど珍しいものとされ、1つの要素が同じ評価であっても、

他の要素の評価の差でそのダイヤモンドの価値は違ってきます。

ダイヤモンドを選ぶにあたって、これらの要素とグレードはとても重要になってきます。

 

 

カラット

カラットとは、重さの単位のことです。1カラットが0.2g。1gは5カラットです。

やはりサイズが大きいほど重くなるので、カラットは大きさの目安にもなります。

原石のほとんどはとても小さいので、大きいものほど珍しく、価値があります。

 

ですが、ダイヤモンド選びにおいて大切なのは、大きさだけではありません。

ダイヤモンドは、透明でキラキラ輝いているイメージがありますよね。

実は、ほとんどのダイヤモンドはわずかながらに色味を帯びていて

無色透明のダイヤモンドはとても稀少です。

この色味は、カラーという要素でDからZまでの23段階で評価されます。

 

カラー

わずかな黄色味の程度のことを言います。

ダイヤモンドひとつひとつをマスターストーンという石と比較して度合いを判定します。

グレードは、Dを最高とし、Zまでの段階で評価されます。

 

DEF 無色透明。全く色がなく、透き通るようにきれいなダイヤモンドです。無色透明のダイヤモンドは稀少なので価値も高いです。
GHIJ ほぼ無色。完全に透明というわけではありませんが、見た感じではほぼ無色なのでこのグレードでも十分きれいなダイヤモンドです。
KLM Kより下のグレードになると、かすかに黄色味を帯びているので、カラーのグレードではまでがオススメです。
N~R 非常に薄い黄色。肉眼で見てもほんの少し黄色味を帯びているのが分かります。
S~Z 薄い黄色。色がはっきりわかるのでグレードが低くなります。

 

Zよりも色がはっきりとわかるものは、ファンシーカラーダイヤモンドに分類されます。

天然のカラーダイヤモンドもまた、とても珍しいものなので、無色(DEF)以上に

高く評価される場合もあります。

イエローだけではなく、レッド、グリーン、パープル、オレンジ、バイオレット、

ブルー、ピンクのダイヤモンドもあります。

自然に採れたダイヤモンドにこんなにたくさんの色があるって不思議ですよね。

なぜ同じダイヤモンドなのにたくさんの色があるのかというと、 ダイヤモンドに空気が混入し、

色を出す一部の波長を遮ることで ある色しか見えなくなってしまう現象や、

ダイヤモンドの結晶構造が崩れてしまって 一部の色しか見えなくなってしまう

ということがあげられます。

 

このように、目に見えない空気や分子はカラーに影響しますが、 これだけではなく、

目に見える傷や内包物が含まれる場合もあり、 ダイヤモンドの輝き方に影響します。

 

クラリティ

ダイヤモンドの透明度のことを言います。

ダイヤモンドは、表面に傷がついている物もあれば、インクルージョン(内包物)が

含まれている物もあります。

カットの過程で削れなかった天然の凹みや、カーボンと呼ばれる黒い色の包含物が多く、

カットする際に人為的につけられた傷は、ほとんどありません。

 

FL(フローレス) 石の内外部無欠点。
IF(インタナリーフローレス) 外部には微細な傷が見られるが、内部は無欠点。
VVS1 VVS2 10倍の拡大でインクルージョンを見つけるのがとても難しい。
VS1 VS2 10倍の拡大でインクルージョンを見つけるのがやや難しい。
SI1 SI2 肉眼では見えないが、10倍に拡大すると簡単に発見できる。
I1 I2 I3 肉眼でも簡単にインクルージョンが発見できる。

 

傷や内包物はできるだけ無い方がダイヤモンドは当たった光をより多く反射して 輝きも増します。

 

しかし、吸収した光を反射するのに影響するのは、 傷やインクルージョンだけではありません。

カットの角度やバランスも、大きく影響します。  

 

カット

カラット、カラー、クラリティが天然の要素であるのに対して、

カットは唯一、人の手が施される要素です。

ラウンドブリリアントカットの場合だけカットに対して

 

エクセレント(Excellent)
ベリーグッド(Very good)
グッド(Good)
フェアー(Fair)
プアー(Poor)

 

の5段階で評価されます。

ダイヤモンドは、原石のままでは輝きも少なくガラスのように見えます。

その原石の表面を磨き、カットすることで輝きを放ちます。

もちろん、カットする角度やバランスが良いほど、ダイヤモンドは輝きます。

しかし、カットするということはカラット数が減るということなので、

良いカットをすればするほど重量が減り、

理想のプロポーションにすると 45%~48%まで減ると言われています。

 

さらに、優れているカットには、

・トリプルエクセレント

・ハートアンドキューピット(ハートアンドアロー)

があります。

 

トリプルエクセレント

プロポーション(カット評価) ・ポリッシュ(研磨状態) ・シンメトリー(対照性)

カットされたダイヤモンドで、この3つの要素に エクセレントがつけられたものが

トリプルエクセレントです。

ハートアンドキューピッド

ラウンドブリリアントカットの中には 表に8本の矢と裏に8個のハートがはっきり見られる

ダイヤモンドがあり、それがハートアンドキューピッドと呼ばれています。

それは、カット面が均一な形、均一な大きさ、正確な角度、バランスに カットされた

ダイヤモンドにしか見られないので 、とても精度の高いものなのです。

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“ダイヤモンド”は、全部が同じように輝いるのではなく、

実はカラット、カラー、クラリティ、カット、 それぞれの良い部分を活かして輝きを放っています。

大きいダイヤモンド、中が透き通っているダイヤモンド、 形のきれいなダイヤモンド。

どこを重視するかでダイヤモンド選びにも個性が出ますね。

ダイヤモンドを選ぶときは、ひとつひとつをじっくり見て、 一番自分に似合うと思う物をぜひ選んで下さい!

 

長くなりましたが、ダイヤモンドの選び方 参考にしていただけたら嬉しいです!

残り少ない2014年、風邪には十分気を付けながら 楽しい時間をお過ごしくださいね♪

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